菊池良和先生 略歴>
1978年、山口県生まれ。 医学博士。医師。専門は吃音症。
鹿児島ラ・サール高校卒業。九州大学医学部卒業。
九州大学大学院医学研究院臨床神経生理学教室で博士号を取得。
現在は、九州大学大学院耳鼻咽喉・頭頸(トウケイ)部外科助教として、
日本で数少ない吃音外来も行っている。
著書に『ボクは吃音ドクターです。』(毎日新聞社)、
『エビデンスに基づいた吃音支援入門』『吃音のリスクマネジメント』
『子どもの吃音ママ応援BOOK』(いずれも学苑社)などがある。
2019年1月『吃音の世界』(光文社新書)、
8月『吃音の合理的配慮』(学苑社)を出版。
同年11月16日には、第33回言友会中部大会2019にいがた・上越、
上越教育大学講義棟301講義室にて公開講演会を実施。
いしかわ吃改研協力会員
このたび、私の部屋を作っていただきありがとうございました。
寺田さんには、 約10年もお世話になっています。私は医学的な根拠を基に、吃音の正しい知識を多くの人に知っていただこうと考えています。「左利きを矯正すると吃音になる」 「吃音を意識させなければ、治る」「ゆっくりしゃべればどもらない」「吃音は精神的に未熟」「吃音は誤った育児方法が原因」など、色々ネット上には噂があるものです。上記の噂はすべて間違いです。
親に正確な知識を持っていただき、親が自信を持つ。すると、子どもも自信を持ちます。吃音のある大人も自信を持ってください。1人の力は微々たるものですが、グループになれば、大きな力になります。
子どものみならず、大人の吃音のある人が悩みを深めるのは、社会の無理解です。吃音のある人は、
並々ならぬ努力をしているのです。それを理解していただき、そしてどもっても温かい目で見ていただけるならば、吃音のある人の住みよい世の中になります。吃音のある人は絶対悪くない!2012年2月22日 菊池
※2012年のいしかわ吃改研ホームページは『菊池良和氏の部屋』としてページを作りました。
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